紀州ヘラ竿とは…
釣り人たちの憧れる高級和竿「紀州へら竿」は、様々な釣り竿の中でも、「ヘラブナ釣り」に特化した専用竿で約100年の歴史と伝統技術を受け継ぎながら、現在の釣り人のニーズにも合うよう、他の工芸から取り入れた新たな工夫や、新しいデザインを取り入れて、進化し続けています。
霊場高野山の麓に位置する橋本市は、伊勢街道・高野街道の要衝であり、清流「紀の川」の川港の町として栄えた町ですが、竿の素材である高野竹と矢竹の自生地に近く、へら竿の生産地として発展していきました。
紀州製竿組合の研究池である「隠れ谷池」は、竿の仕上げの調整等をする為の施設ですが、一般開放されており気軽に釣りを楽しむことができます。
紀州ヘラ竿の歴史
紀州へら竿の歴史は、昭和初期に、橋本市清水出身の児島光雄(竿銘「師光」)と山田岩義(竿銘「源竿師」)が、真竹を削って竿の先に使う「削穂」の技術を
発明した「竿正」の後継者であり、穂持に高野竹を採用しへら竿完成したとされる「竿五郎」に修業後独立し、地元の材料を使って生産したのが起源です。
作業工程の紹介
紀州へら竿は工程を細かく分類すると130工程あり、完成までに約半年を必要とします。
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へら竿系統図
延べ竿に始まり、数々の進化を遂げて愛され続けているへら竿の陰には多くの竿師たちの姿があり、今も連綿と受け継がれています。
→へら竿系統図(PDF)